Social Welfare Corporation FUKUOKA HIKARI FUKUSHIKAI
あらまし
「障害」ってなんだろう? 「老い」ってなんだろう? わたしたちは、誰だって自分らしく働いて、好きなところで暮らして、豊かに年老いていきたいよね。でも、そんなあたり前のことが、ちょっとしたボタンのかけ違いで生きづらくなっています。わたしたち一人ひとりにできることは、ささいなことかもしれません。でも、共に働き、暮らしに寄り添いながら、日々のささやかな一ページを積み重ねています。わたしたちが「いま、まさに、ここで、生きている」ということ、そしてわたしの中に、あなたの中に、幾多の人々の中に、その記憶を留めているということ、そのことがどんなにすばらしいことか・・・。雑多な日常で流されていくその想いをつなぎ止め、人として当たり前に生きていける、そして満足して死ねる、そんなことを願っています。
【作業の段取りや補助、商品の開発や営業】
一人ひとり役割をもって一緒に仕事を作り上げていけるよう組み立てたり、新しい商品や仕事を開拓したり、「働く」ことで社会につながっていけるよう、盛り上げていくもの職員の仕事です。
【食事やトイレ等の介助・日常生活の支援】
誰だって心地よく日常生活を送りたいですよね。どうやったら、心地よく食事したり、排せつしたり、入浴したり、睡眠したりできるか、職員の腕の見せ所です。
【レクリエーションの企画運営】
「楽しむ」って障害の有無も、老いも若きも関係ないですよね。もちろん、当事者が「楽しむ」ことを支援する仕事ですが、職員自身が楽しまなければ、「楽しむ」ことを支援できません。
【権利擁護】
「権利」って言われても、ピンと来ないかもしれません。でも普通「あたり前」と思われていることが、当事者の置かれている状況では「あたり前」でなかったりします。その生きづらさに共感し、一緒に声を上げていくこと、これも大切な職員の仕事です。
障害のある人への支援
わたしたちの仕事
わたしの中に、あなたの中に、幾多の人々の中に、その記憶をとどめること
【日常生活の支援】
これといってスケジュールはなく、おしゃべりをし、ときには歌い、気が向いたらドライブに出かけ、お年寄りに寄り添い、お年寄りのペースでのんびり過ごせる、そんなあるがままの生活を支援するのが職員の仕事です。お年寄りが長い時間をかけて育んできた習慣、環境、人間関係を「変えない」ことを大切にしているのです。
【地域生活支援】
地域の方々からの介護相談等の「困り事」にも対応しています。「何かあった時は駆けつけますのでいつでもお電話ください。」と地域の在宅支援に対応することもあります。
【レクリエーションの企画運営】
日々の中では、これといってスケジュールはないのですが、季節季節では納涼会やマルシェなどイベントも行っています。よりあいならではのユニークな企画も・・・詳しくはブログをのぞいてください。
【人生に寄り添う】
老いて障害を抱えても、ぼけを抱えたとしても、これまで通り家族や地域社会の一員として暮らしていける。そして最期は馴染みの顔ぶれに囲まれながら、自然に穏やかに逝きたい。
そんな「あたり前の願い」を支援すること、それが大切な職員の仕事です。